実践したら破産しますよ〜実践「プロスペクト理論」講座

さっそくですが問題です。

 

問1.あなたは次の選択肢 A ,B のどちらかを選ばなければなりません。
5秒以内に答えてください。

A. あなたは100万円が無条件でもらえます。
B. あなたは、コインを投げて”表”が出たら200万円もらえます。

さて、決めましたか。直感で答えてくださいね。

 

問2.あなたは200万円の借金を抱えているとします。
同じように選択肢 A, B のどちらかを5秒以内に決めて答えてください。

A. あなたの200万円の借金を、無条件で100万円まで減らすことができます。
B. あなたは、コインを投げて”表”が出たら200万円の借金が0になります。

 

期待値

まずは数学的に期待値を計算してみましょう。
確率の考え方ですね。つまり同じことを多数回行った場合に、いくら期待できるか。平均するといくらになるかを期待値と言います。

期待値の考え方は重要です。
もし興味ある方はメールをもらえれば詳しく正確にお教えしますよ。

 

問1 の場合
A. あなたは100万円が無条件でもらえます。
無条件ですから、毎回必ず100万円がもらえるわけです。
従って、期待値は100万円

B. あなたは、コインを投げて”表”が出たら200万円もらえます。
コインを投げて”表”が出たら200万円もらえますが、”裏”が出たら0円です。
”表”が出るのと”裏”が出るのは半々です。

200万円もらえる時と0円の時が半々ですから、その平均は100万円になります。
期待値は100万円。

A. と B. の期待値は同じ100万円です。

 

問2.はどうでしょうか。
A. あなたの200万円の借金を、無条件で100万円まで減らすことができます。
無条件で100万円得するわけですから、問1 A. と同じです。
従って、期待値は100万円

B. あなたは、コインを投げて”表”が出たら200万円の借金が0になります。
これは、問1 B. と同じです。
200万円得するか、変わらない(0円得する)のは半々です。
つまり期待値は A. と同じく100万円です。

 

こうして計算すると、問1、問2 A, B いずれの場合も期待値は100万円です。

だから、問1、問2も A を選ぶ人と B を選ぶ人は同数であって良いと思われます。

 

プロスペクト理論

ところが、実際に問1、問2の回答を集計してみると偏りが発生します。
これは人の深層心理(本能)によるものです。

 

問1の場合、A.が多くなります。
ギャンブル的に200万円得するよりも、確実に100万円得する方を選びます。

「欲」に支配されると、すぐに手に入れたくなるのが人間なんですね。
100万円でも200万円でも金額の違いはあるけれど、必ず欲しいんです。

手に入らないのが許されないんです。

 

問2の場合、今度は B.を選ぶ人が多くなります。
確実に200万円の借金を100万円に減らすよりも、一か八かで200万円がチャラになる方を選びます。
これはギャンブルです。

あなたは借金という大きな「ストレス」を抱えています。
200万円の借金も100万円の借金も、金額こそ違え同じ借金という「ストレス」なんですね。

このストレスは解消しなくちゃならない。
100万円の借金が残るぐらいなら、確率は半分でも借金がなくなる方を選びたい。

 

FXにおけるプロスペクト理論とは

FXにおいて、一番重要なことは何か。
それは、もし負けてももう一度トレードする資金を残しておくことです。

 

破産しないこと

 

10万通貨の買いエントリー 50pips の利益が出ています。
5万円ほどの利益になります。

5万円、欲しいですね。
もう少し我慢すれば、100pipsまでレートが伸びるかもしれませんね。

でも、抵抗帯があれば反転してレートは戻されるかも。。。

ならば、10万円を狙いに行って何も手に入らないリスクを冒すよりも、今確実に5万円の利益が欲しい。

 

10万通貨の買いエントリー 100pips の損失が出ています。
10万円ほどの損失です。

何とかしないと!!

幸いレートが半分ぐらいまで戻ってきました。
「あと少し戻れ、損失が0になったら決済しよう」

祈りも虚しく再度反転したレートは暴落していきます。。。

 

これがFXにおけるプロスペクト理論です。

 

利益は早く手に入れたいためすぐに利確する
でも、損を認めることができずに、損切りしないで持ち続ける。

 

損切りの考え方

トレーダーの中には、損切りしない人もいるようです。

なぜならレートが戻ってくるから

 

確かに、たいての場合はレートって戻ってきますよね。
たいていの場合、、、。

 

1998年 ドル円は147.7円をつけています。
2016年現在、未だにそのレートには戻していません。

損失が大きくなると相場に戻れなくなって去っていきます。

 

損失を確定することは「恐怖」です。本能ですから。
「恐怖」に支配される前に損切りをする。

これがメンタルコントロールです。

 

損切りに対して次のように考えてみては如何でしょう。
少し損切りのストレスが緩和するかもしれませんよ。
1998年 ドル円 147.7円の買いポジションを持っています。

もし、2018年に147.7円まで戻したとしましょう。
やっと決済して、損失0円。
待って良かった!
本当に良かったのでしょうか。
なんと20年間その資金は動かなかったことになります。
「なぜ、FXをしているの?」
「お金を稼ぎたいから」ですよね。

FXは投資ですから、お金を運用することによって資産を増やすことができます。
20年間塩漬けにしたお金は何も生み出してくれません。

損切りするのは、次の投資をするためです。

 

もし本当にレートが戻してくると考えているなら、
一度損きりして、再度エントリーしては如何ですか。

どうせエントリーするなら、もっと確実に勝てそうなところでエントリーしませんか。

 

損失の「恐怖」に支配されてしまっては本能が優位になります。
防御本能ですから、それに打ち勝つのは無理だと思ってください。

プロスペクト理論が発動する前に、損切りしてしまうことを強くお勧めします。

 

サブコンテンツ

速見秀太のプロフィール

しゅうたです。ブログへようこそ!
あなたと一緒にFXで夢を実現させましょう。


剱岳です。
山はいいですね、仕事もFXも忘れられます。

職業:某製造業に勤める会社員
資格:FP2級
   アロマテラビー1級
趣味:テニス、ゴルフ、登山とアウトドアが中心です。

—> しゅうたのプロフィール

メルマガ会員募集中

初心者のあなたでも安全にFXで勝てます。
「メルマガ 速攻FX〜初心者からのFX講座 登録・解除」

このページの先頭へ